ストライプインターナショナルの社名変更に対する石川社長への思い。
(繊研新聞の記事より)
3月1日付けでクロスカンパニーからストライプカンパニーに社名変更します。
その狙いは「社員の個性と能力の最大化と店舗のソフト力向上」が背景にあります。
未来への指針
構想は2年前からありました。
石川社長の思いでは『急成長のおごり」や共に働いたスタッフの成功体験の中に謙虚さがなくなり
おごりが出てきたことや売り上げが大きくなり、普通や無難を好むようになってきたことに、 大企業病に近いモノを感じ、危機感がそうさせたのではないかと思います。
2015年にはグループ全体で1000憶越えました。急成長の要因は「管理力とマニュアルの徹底」でした。
これから100年企業を目指すための
「キーワードは自由、革新、個性」だと思います。
自由な発想でライフスタイル、テクノロジーで成長していく。
グローバルで成長するためにスタッフ個々の無限の可能性を引き出す。
それを意味するのが「ストライプ」です。
ストライプの意味は「品格」『愛嬌」のイメージもあります。
原点回帰の面も含め品格、愛嬌を磨きなおします。
2月25日の全社員会議にて全員に伝えました。
その時には新たに「ライフスタイル休暇」を年1回7日間収得できる制度も発表しました。
既存の3日まで取得できるホリデー休暇は残してプラスの導入です。
休暇の充実はこれからの展望としてライフスタイル提案が重要なポイントになるので社員が国内外で旅行して
ライフスタイルアドバイザーとして接客や仕事に役立ててほしいという石川社長の思いの裏付けだと思います。
今消費者の方が販売員さんより服のコーディネイトが上手かったり、独身OLだと年2回は海外旅行にいって
ショッピングやライフスタイルに関する体験をしていて販売する側が消費者の一歩先に行かなければならないのに
現場では遅れてしまう現象が起きてはないでしょうか?
デザイナー含む企画担当者も同じだと思います。
石川社長の素晴らしいところはどうしてこの原資を確保するかを考えていてECを拡大することにより
その利益を待遇の改善の為に先行投資しようと考えているところです。
アパレルのオーナーでここまで社員のことも考えて行動する経営者はいません。
ファッション消費が落ち込む中
石川社長とストライプインターナショナルの今後に期待したいです。
何かのヒントになれば