BAGYARDさんが主催のイベントで爬虫類専門タンナー藤豊工業所さんに工場見学にいってきました。
創業1955年の歴史がある爬虫類皮革専門のタンナーさんでクロコダイルが主体とおっしゃっていました。
皮から革へ加工する工場では日本に6社、世界でも20社しか残っていないそうです。
まずはアフリカ ザンビアから木箱で送られてきた冷蔵状態の塩付けのシャムワニを水で3日間かけて戻します。
その後石灰つけでうろこを落とします→ 強い酸性でワニ独特のごつごつを溶かします。
鞣し弟1ラウンドでなめし用太鼓で皮になめし剤を結合させます。→シェービングで厚さを整えます。
漂白加工→なめし剤と結合させる(耐久性を高めるため)→漂白ワニの模様を脱色する
→なめし第2ラウンドなめし剤を加える→中和 革の中の酸をアルカリに中和してこのあとの成分が均一に
入るようにする。
なめし第3ラウンド→オイルをいれてしっとり柔らかくする→乾燥 (ここまで40日から60日かけてじっくり作業をしていきます。)
染め →シェービング希望の厚さに削る→乾燥→艶塗り→磨き仕上 めのうでピカピカに磨き上げる
(90日かけてここまで丁寧に技術者の方々が美しい革を作ります。)
営業の岩崎さんや藤城専務が親切に丁寧に説明していただき、
こんなに手間ひまかけて革を作っていることに感動しました。
又今人気のバニラクロコの加工も自分で加工体験をしておみあげにいただき大満足です。
クロコダイルに関することはhttp://www.fujitoyo.tokyo にてご相談ください。
直販サイトもあります。
今回の企画の主催者のバッグヤード様にも感謝です。
タンナーさん訪問だったり、ワークショップだったり、いつも素敵な企画を主催なさってるので
ぜひのぞいてみてください。
http://www.bagyard.jp/wp
何かのヒントになれば