革、バッグ、雑貨の生産状況についてアパレルもレザー、バッグ、革小物業界も
ここ最近アベノミクスで円安が進み、輸出ビジネスは好調で輸入ビジネスは厳しい状況です。
レザー、バッグ、小物業界の生産は革小物は8割以上、バッグは7割が輸入に頼っていて
為替のコストを上代に転嫁したいのですが3年前に、革が値上がりして一度そこで上代変更しているところは
再度上代を上げることに対して抵抗があり、利益を圧迫しています。
対策としてレザーバッグ卸しの会社は中国の人件費も高くなっているので中国生産から国内生産に切り替わっています。
今まで国内に目を向けなかったところが急に国内生産を始めたので職人さんの取り合いや工賃が上がっているのが現象です。
今まで職人さんを育ててこなかった分、そのツケがでてます。
若手のブランドや中小ブランドは大手が工場を押さえてきているので今まで縫製してくれた工場が縫製してくれなくなって死活問題です。
他の対策としてチャイナプラスワンで中国からASEAN諸国に生産を移行しようとしてますが技術がまだ未熟で
できるデザインが決まってしまいます。
メイドインジャパンと取り上げてはいるが消費者はどこで作っても価格が安ければいいという人が大半です。
日本製にこだわっている人もいますがやはり高くなるので高額ラインが主体になります。
では何か対策はないのか?
次回工場さんの取り組み例など投稿しますので何かの参考になればと思います。