数々のブランドを発掘。育てて日本に新たな(ライフスタイル)を定着させてきたサザビーリーグ。
その好調を支える鈴木会長の原点とは
ラカグオープン
神楽坂駅前に2014年10月商業施設(ラカグ)がオープンしました。
新潮社の倉庫を改装して950㎡の店内に衣料品、雑貨、家具、カフェに関わる商品が並んでいます。
一味ちがうのがレクチャースペース。
毎月作家さんを呼んでイベントを開く。
これからのしかけのポイントは(知)だといいます。
今なんでもモノがそろう時代に(知)が加われば前向きな普通消費者に何か面白い提案ができます。
神楽坂の立地に商業施設をつくることが前例がない。
これまでにないマーケットを作りだすのがサザビー
プロの否定をしてとにかく消費者目線で面白いことをやろうという発想が成長を支えています。
ラカグも来店数は計画を上回っていて順調なスターです。
スターバックスの誕生秘話
スターバックス(1995年スタート)も値段が高く売れないと反対されました。
でも鈴木さんがロゴはかっこいい、あのカップを持ち歩くのがファッションになると
OKサインをだしました。
今の時代結局何が当たるかわからない。やりたい、というおおいな思い込みがないと
事業計画がないとGOしない。
これまでサザビーは1981年 アフタヌーンティーや1983年 アニエスベー、1995年 スターバックス
などいつも消費者の半歩先を行って引っ張ってきました。
いまではサザビーが扱うブランドは全部で41。うち自社ブランドが半分、海外ブランド半分が理想だといいます。
同じことをやっていては消費者に飽きられてしまうので2009年 ロンハーマン、2013年 フライングタイガーなど
次々に新市場を切り拓いていきます。
シェイクシャック
次のしかけはニューヨークで人気のハンバーガー(シェイクシャック)です。
拘り食材を使った高級バーガー。
サザビーは一つにしがみつかないベンチャー精神も強みです。k
スターバックスやアニエスも潔く手放しています。
スタートするときも離れる時も合うの呼吸。自分達の嗜好で誇りを持って存在できることが会社の社風
会社の風土
ブランドの成功で毎月40近い提携話が持ち込まれる。
業績も2015年4月期で売上967億と好調を維持しています。
その源は
我々の商売は冒険心が必要
追い風が吹くときは頑張り、悪い時はじっとしてる。
その前向きな姿勢が会社の風土につながり好調の要因になってます。