スペシャリストブログ」<宮城基郎>【工場見学】注目タンナー<ジュテル・レザー>の見学会が大人気です
「スペシャリストブログ」今週のエントリは、以前にもご登場いただいた注目タンナー、
株式会社ジュテル・レザーで行うイベントのご紹介です。工場見学は鉄板の人気プログラム。
ご注目ください。以下、表記は、<ジュテル・レザー>で統一いたします。
**********
こんにちは、宮城です。この夏、当連載でご紹介した<ジュテル・レザー>さんの工場見学会がクチコミで話題になっています。
近年、エコやエシカルの認知とともに、食肉の副産物である、革への関心が高まり、興味や知識を求めるユーザーが増加中です。
そんななか、グローブ用の革づくり国内トップクラスの<ジュテル・レザー>さんでは
年間約四回工場見学会を開催。皮革産地 埼玉・草加の周辺エリア、越谷を拠点とする同社では
「革の知識を知ってほしい」と見学者を積極的に受け入れ、ビジネスパーソンから学生まで幅広いかたがたが訪問しています。
天然皮革だけが有する独特な風合いを生み出す、手間、技巧は秀逸。
「皮」から「革」へと生産する現場で、さまざまな工程を経て「革」となっていく変化を体感しながら、
魂と技術を研ぎ澄ました腕利きのつくり手から直接話を聞くことができる、非常に魅力的なイベントです。
なんと会長のレクチャーもあるそうです。これは貴重ですよ!
工場内は整理整頓が行き届き、匂いもなく清潔に管理されているので、女性やお子さんも安心してご参加いただけます。
参加費は無料です。今回、実は11月開催分の見学会をお知らせすべく準備しておりましたが、申し込みが相次ぎ、受付終了となりました
。本当に人気なんですよ。次回の開催分など、くわしくはフェイスブックページにて告知されるのでチェックしてみてください。
<ジュテル・レザー>フェイスブックページ ja-jp.facebook.com
<ジュテル・レザー>
前回のレポートでもお伝えしましたが、
同社は創業80年の歴史があり、牛革のクロム、タンニン、いずれも鞣しができる優れた技術の関東唯一のタンナーです。
特に硬式野球グローブ用の革づくりは多くの一流メーカーから高く評価され、
ほかにも靴、鞄、小物、ベルト用の多様な用途の革まで幅広く製造。
地元埼玉・本庄が誇るブランド和牛<武州牛>やフィンランド産牛革、カナダ産キップなどの原皮を使用しているそう
。簡単に真似ができない素晴らしいクオリティで、私自身、お邪魔するたび感心しております。
<ジュテル・レザー>
住所/埼玉県越谷市新川町2-190?1
電話/048?940?7091
WEB /http://juteru-leather.jp