日時 2015年9月9日から11日
会場 ミラノ RYO 展示会場
内容 2016年秋冬 皮革、素材、金具、副資材など
概要 展示会場は大きく分けて4か所のレザーブース(イタリア他他国の出店も有ります)
金具、副資材、異素材、型押しの判などのブースが2か所あり
合計約1020のブースがあり2日間かけてまわるほど広大です。
2014年よりボローニャからミラノに会場がかわり会場が広くなり、
またこの後すぐフランスレザー展示会がパリで行われます。
傾向
色
秋冬なので ベージュからブラウンのバリエーションとボルドーの
グラデーション,ブルーネイビーが多く、今日本でも紺系の動きが
いいですがまだつづきそうです。
特に目についたのがモノトーンのアート調の柄です。
その他気になった色としてイエロー、グリーンも比較的多かったです。
鈍い光のゴールド、ブロンズ、ガンメタも型押しの革に多く使われています。
テクニック
一番各社多かったのが二次加工、三次加工の革が多く
下地の確保が厳しい中他社との差別化、付加価値をつける意味でも
様々な型押し、プリント、フィルム、をかけ合わせたり、逆側から型押しして
違う表情を作ったり、パンチングしてプリントして、拭き取ったり。
新しさを提案していました。
イタリアならではの植物タンニンの革らしい味のある革も多く、うっすら手染めして
ぼかし加工などもよくできていて店頭でも評判いいのではないかと思います。
金具、ファスナー関連
金具は特に傾向はみられなかったが、ファスナーはラッカーニなど
虫が大きいタイプが多く見られ、YKKさんでも新しいタイプがみられました。
日本メーカーブース
橋本産業さん
栃木レザー、新喜皮革のブースで出店
MKヨコヤさん
葛西テープさん
田中安工業さん
前回との変化(同行した革やさん情報)
迷彩柄はほとんどゼロ
手書き風プリントも終わっている様子
今回は特に新鮮という素材はないが各社
加工の組み合わせによって新しさを提案しています。
色は間違いなくネイビーの傾向はあります。
カジュアルというよりは少しきれいめな色テクニックが多いので
その傾向を生かしたデザインがポイントです