こんにちは!
宮城です。
関東も梅雨入りですね。
体調崩しやすい季節ご自愛ください。
革の相談やアドバイスしてくれる頼りになる革屋さんの個展に行ってきました。
村良商事株式会社
東京都墨田区本所1-22-9 〒130-0004
tel. 03-3624-0631
fax. 03-3624-0634
蔵前側から厩橋を渡ってひとつめの交差点を過ぎた左側に会社はあります。
私のMD時代からお付き合いのある担当の鈴木さんにお話しを聞いてきました。
今回の個展では3つの生産地の革が展示されていました。
・日本の革
村良さんは国産のタンナーさんと太いパイプがあるのでお客様の要望により
マットであったり、型押し、ソフト感であったり繊細な革の仕上げに対応可能です。
革のタッチ感、色、オイルの量によってさじ加減を調整できます。
マット仕上にロウを引いたり
革の表に型押しした後、裏も型押しして、一枚革で製品化できる仕上げや
水が吸い込まない検査をしたものだけが認定されるスコッチガード加工
など2次3次加工の革が充実していました。
・タイの革のバリエーション
タイから日本に入れると関税が掛かかりますが
中国に入れて中国縫製だと関税はかからないので海外生産では価格のメリットがあります。
サンプルにあった染料染のソフトタイプは製品にした時にいい感じになりそうです。
ロットが大きくなるのがデメリットです。
・イタリア革、ドイツ革
色の発色や革の味が日本では真似のできない仕上です。
国産にくらべ単価は高くなります。
サンプルは2枚から可能。
*村良さんは革を熟知した方が多いので製品のイメージに沿って加工のし方などアドバイスしてくれるのが強みです。
鈴木さん始め革のプロがいてものつくりの相談に乗ってくれる頼りになる革屋さんです。
村良さんではロットで製品を作れない若手クリエーターさんに
現物のみですが小ロットで革を販売していただけることも相談に乗っていただけるそうです。
若手クリエーター、デザイナーさんは相談する価値はあると思います!
今週は以上です。