ルミネ シンガポールに現地法人
東南アジア全域を視野にいれた現地法人の設立
ルミネが3月にシンガポールに現地法人を設立します。
海外初の自社運営商業施設を今後2年以内に開業する予定です。
そこを基盤に他の東南アジア諸国にも出店する方針です。
従来の駅ビルにはない新しいビジネスモデルの構築
昨年3月に駐在事務所を法人化して現在3人体制で商業施設の物件を探しています。
日本同様レディースファッションを主力にしますが現地のMDも重視していきます。
開業する場所、条件によっては現地の有力企業と共同運営の可能性も考慮する予定です。
ルミネは17年度を最終年度の中期経営計画の柱として
「従来の駅ビル以外の新しいビジネスモデルの構築」を新たな成長を見込んでいます。
日本の企業の動向
先行するイオンモールが中国、東南アジアで積極的に出店していて
三井不動産もアウトレットで中国、マレーシア・クアランプールに続き台湾・台北に出店。
大型SCララポートは中国・上海、クランプールに開業予定です。
東急モールズデペロップメントは2015年12月香港に「シブヤ109」の海外1号店を開業し、
多店舗化を計画しています。
アトレはアメリカ企業と合弁会社を設立してハワイのワイキキにレストランを開業。
パルコはシンガポールの現地法人が飲食店ゾーン「イタダキマス」を目指しています。
ファッションビジネスも国内は人口高齢化、減少のマーケットの傾向があり
今後人口増加で経済の発展が見込める東南アジアへの出店が益々増えていきそうです。
飲食業界の動きは早く結果もでています。
大事なのは現地のMD,マーケット重視です。
何かのヒントになれば。