ちょい高消費で成功した成城石井。
成城石井は飲食店併設や多様な店舗形態を開発して多店舗展開が進んでいます。
昨秋ローソンに買収されましたが経営に口出しはしないといいます。
個性を大事にするためにもローソンのPBを売ることはしないそうです。
人気の健康食の市場の拡大
増収増益がすすみ業績好調ですが最近は消費者の見る目が厳しくなってきていて
良いモノをコストパフォーマンス良く売らなければ評価していただけないようになってきています。
安心、安全、健康がキーワードです。
品揃えが今は合ってますね。
今まではワインとチーズ、惣菜のイメージでしたが
ここ最近健康食品が過去にないくらいの大きな市場に育っています。
ココナッツオイル、アサイー、チアシード、エゴマオイルの売れ行きが
20代から30代のOL中心に急伸しています。
今やスーパーフードなくして高質スーパーはやっていけないほどです。
またこの商材は流行っているからすぐ集めようとしても急には揃えられない商品で
昔から独自の調達ルートをもっているので対応できています。
多種多様店舗に出店
1997年の恵比寿駅ナカ店をはじめ都心部でいろいろなフォーマットを試しています。
今秋 豊橋駅の駅ナカで33平方メートルの極少店舗のチャレンジがはじまります。
今後は甲府、群馬、茨木などの駅前やSC内など関東近郊への出店などを計画しています。
飲食併設店も麻布や横浜でテストしていますがいずれも好調です。
今後はスーパーで12から13店、ワインバーで2店ぐらいを年間で出店予定だそうです。
成城石井としてのブランドを維持
高質スーパーが買収されることが最近多いですがどこも親会社のPB商品を売らされるなど
して個性を失ってしまいました。
親会社のPB商品を売っても固定客をつけられず中途半端な品揃えになってしまいます。
よってお客様のニーズがないのでローソンのPBは売らないそうです。
スーパーもファッションもブランドが浸透するとお客様がついてきます。
以下にブランドを維持するかは共通のテーマですね。
健康食はブームでなくこれからも成長産業になりますね。