桜満開のシーズンから早くも初夏の気温に変わり
昼間は半そでTシャツでもいいような陽気で
大好きなシーズンがやってきました!
こんにちは。宮城です。
先日気になる合同展にお邪魔して展示会を運営に携わる方とお話する機会があり、
セレクトショップのバイヤーの商品セレクトの基準やこれからの合同展に求められていること。
などお話うかがいました。
長引くファッション業界の不況により
〇新しいブランドに冒険できない。
〇実績のあるものでないとオーダーしずらい。
〇商品の品質と顔とプライスのバランスが納得できるものが判断基準。
当然日本製で小ロットだとプライスが高くなる。
そこでアイコンの商品は変えず、継続して入門編を提案する。
ブランドビジネスで成功するなら、バイヤーの意見や動向を聞きながら修正したものを
トライすることは必須です。コムでギャルソンもプレイがあるからコレクションが継続できます!
ブランドの匂いは無くさず、手を抜くではなく、つくりや縫製などで工夫して工賃を下げるなどの努力は必要です。
〇今までになかった新鮮さを感じるもの。
自社で生産できない商品には反応がいいようです。
新しくブランドを立ち上げられる方はここがポイントではないでしょうか?
OEMなどで自社でできるものはいらない。
このゾーンは多少値段は高くても比較できないので有利です。
出展者の方へ「基本的な展示会の心得」についての要望もありました。
ブースに担当者がいない場合もあるので商品にプライスは必ずついていて
すぐ見れる状態にしておくとこと。
バイヤーは気になる商品があるとすぐプライスを確かめるので、その時点で値段がわからないとスルーされてしまう。
絵型はあってもNGです。
もしブースにいるのであれば自社の商品を身にまとう。
値段が高くてもいけるが高いならそれなりの理由が必要。
(革製品であれば裏地も革であったりなど。。。)
「主催者側」
セレクトショップのバイヤーに時期、場所、テーマ含めたイベントの企画書を準備して
提案する仕組みをつくり、出展者にメリットを与える。
例 Wネーム企画、限定品など
展示会に出展してオーダーをいただくためには、単純に新作サンプルを並べて受注をとる従来のやりかたから
出展者、展示会主催者、小売店3社のお互いの協力のもと
新しい仕掛けが必要だと感じました。
新しい意思をもったしかけを提案する合同展が生まれてくることを願います。
今週は以上です。