こんにちは、宮城です。今週は以前もご紹介した<アトリエフォルマーレ>
卒業生のレザークリエーターさんたちによるイベントにお邪魔してきました。
<kugiri(クギリ)>の藤本さんが中心となり、神奈川・上大岡 京急百貨店7F<ギャラリー旬>で11月16日から開催中です。
革鞄、革小物を手がける5ブランドが出展。それぞれオリジナリティーがあり、
とても見応えがありました。各ブランドは以下の通りです。
<kugiri(クギリ)>
機能的な革鞄、革小物が好評。精力的に展示会、イベントに参加するなか、
ロールペンケースをはじめとしたステーショナリーが話題に。
このほか、キーホルダーなど革小物をギフトに大量購入される方も。
次回は出展は東京ソラマチに決定しているそうです。
<Via (ヴィーア)>
希少な素材使い、オリジナリティあふれるデザイン性が支持を集めるバッグブランド。
トレンドのゴブラン織り(イタリア製)を使ったバッグが素敵です。
メッシュを編み上げたハンドルと裏地のコンビ使いが秀逸でした。
新作ポーチはセルロース素材を用い、製品にしてからプリントしているそう。
プリントの擦れ具合がいい感じでした。
<FRAGMEND(フラグメント)>
アシンメトリーな革のパッチワークがブランドの個性として際立っています。
最近、ECが好調でクラッチやPCケースに要望が多いのだとか。
リアルファーを贅沢に使ったバッグは金具がポイント。小さめサイズですが、
長財布はしっかり入るので安心です。バッグの表裏両方使えるのも楽しい。
<SA・TO・CHI (サトチ)>
「Japan Leather Award 2013」レディースバッグ部門賞受賞後、
実力派ブランドとして認知が拡大。受賞作品 ボストンバッグはロングセラー。
素材、デザインのバリエーションも展開中です。
和服の帯の素材を使用したバッグも大人世代に人気だそう。
<rng(アールアンドジー)>
「大人ギャル」をコンセプトに活動。ブレない力強さ、素晴らしいですね。
パイソンと革のコンビや、ポーチ、セカンドバッグとしても使用できる小物が新作として追加されていました。
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前回お買上げの方にDMを郵送しリピーターが続々と来店。予算を上回り、順調に推移しているそう。
百貨店サイドからも高く評価されているとか。すべての参加ブランドでは、デザイナー自身がつくり、
接客も担当。そんなものづくりとの近さに惹かれ、購買につながっているようです。
人気イベント「日本革市」も同様ですが、地方百貨店をはじめ、郊外型店舗で開催し、
成果を上げています。販売イベントの成功例として注目です。
商品力もさることながら、参加ブランドの皆さんの熱意がしっかりとお客さまに届いていますね。
私も応援しております。バッグ業界、セレクトショップ関係者、新しいブランド、商材をお探しの方もおすすめです。
会期は22日まで。
スペシャリストブログ」今週のエントリは、繊研新聞社主催の合同展示会「プラグイン」をレポート。注目ブランドをピックアップしました