おひさしぶりです、宮城です。
少しづつですが日が伸びてきましたね。春の訪れが待ち遠しい季節です。
さて今回は、2015年に誕生したレザーの手帳ブランド、「LOUISE CARMEN(ルイーズ カルメン)」のご紹介をさせていただきます。こちらはパリのはずれの工房で生産されている、ユニークなステーショナリーブランドです。
最近はスマホでスケジュール管理したり、PCでメモをとる時代ですが私自身はずっと手帳派です。
今までは「エルメス」や「スマイソン」を使ってきましたが、もう少し大きいサイズで存在感があり、まだ誰も持っていない手帳はないかなとずっと探していた時のこと。
・・・ある合同展でこのブランドと出会いました。
フランス在住のデザイナー・ナタリーと、夫ファビアンの二人が立ち上げるこのステーショナリーブランドは、家族でタイのチェンマイを旅した時にインスパイアされて生まれたのだとか。
「創造的で夢に向かって邁進する女性」をイメージして、ノートと手帳のブランド「LOUISE CARMEN」を立ち上げました。
◆デザインの特徴◆
レザーはイタリアのヴェネチア近くにある、品質と色の美しさを追求しているタンナーで鞣されるヨーロピアンカウレザーを使用。EUの環境基準もクリアしています。
皮革は柔らかで軽く、奥深くつややかな色合い。手帳を使う手に心地よく馴染んで、個性を表現しながらも上品さが漂う美しいアイテムです。
ハトメ金具は創業80年のフランス製。そしてゴムは日本製のMOKUBA社のものを使い、フランスで縫製しているこだわりの商品です。
展開は、大サイズのトラベルオーガナイザー(¥17,800+税)と、小サイズのポケットオーガナイザー(¥12,800+税)の2サイズ。メタリックが鮮やかな、10色のカラー展開がポイントです。
基本的にはどちらも、3つの収納スペースと、1冊のジャーナルで構成。左側スペースにはメモやレシートなど。右側スペースには名刺やクレジットカード、付箋などを収納。フラップ閉じの右側スペースには、お札などが収納可能です。
さらに大きなトラベルオーガナイザーは、スマホや小さな電卓も収納でき、ノートを外してフリーケースとしても利用できるスグレモノです。
現在海外では、フランスのボンマルシェ、メルシー、ブルーミングデールズ、ルーブル美術館のギフトショップなど。国内では、鵠沼海岸のセレクトショップや百貨店などで期間限定のポップアップを展開しています。
◆MIYAGI‘S EYE◆
名刺入れや手帳は、ビジネスシーンにおいて相手がどんなものを使っているかは意外と気になるものですよね。
カジュアルからフォーマルまで様々なスタイルにもコーディネイトでき、「モレスキン」の手帳サイズともリンクしていて仕事用や趣味用としても使いやすく、外へと持ち歩きたくなる手帳です。
バッグ、財布以外で、“手帳”というアイテムに特化しているのも、ある意味時代に合っていると思います。
輸入卸を行う株式会社スプリングフィールドの川畑いずみ代表は、元社会保険労務士という異色のキャリア。
旅行が趣味で、“好き”を仕事にしたいと2018年に起業されました。2018年にアンビエンテ展示会でこのブランドに出会い、「旅行好きを生かして、世界で埋もれている逸品を見つけ出して紹介したい」という思いで契約にこぎつけたそうです。
「これからの時代は女性の持つ感性が重要になる」という想いから、のびのびと活躍する女性たちを応援することを目的に、五感を刺激する品々を海外から輸入卸販売されています。
「ルイーズ カルメン」も、女性デザイナーを夫が支えているということで、彼らの夢も同時に応援していきたいとお話されていたのも印象的でした。
これからの時代には、バッグや財布だけでなく魅力あるライフスタイルを提案できることが不可欠です。こんなステーショナリーブランドにも注目してみては。
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株式会社スプリングリバーフィールド →URL
東京都中央区銀座7-13-6 サガミビル 2F
代表 川畑 いずみ