これからのファッションビジネスで成功するには

『大手との差別化』

過去を検証すると70年代から80年代にかけてDCブランドが大ブームとなりました。
なぜブームとなったかはデザインの新しさだけでなくビジネスモデルの革新性があったからです。

DCブランドはデザイナーズブランドがスタートでした。
当時のデザイナーズブランドはファッションショーをやることと直営店を持つことが条件でした。
当時の大手アパレル(百貨店アパレル、専門店アパレル)は製造卸しであり、

小売りはタブーでした。またファッションショーをするのはクチュール系のアパレルのみで

既製服のデザイナーがやることはまだ実例がなく新鮮でした。

70年代後半になるとファッション雑誌とスタイリストとの連携が始まり、

プレスルームをつくり、プレス担当のスタッフを置くようになりました。
プレスといってもブランドそのものの広報というよりは雑誌やスタイリストの窓口でした。
この効果は絶大で毎月雑誌にデザイナーブランドの商品が掲載されるようになりました。
以後デザイナーキャラクターブランドをDCブランドとして丸井様、阪急様はじめ全国の駅ビルや
ファッションビルに広がっていきました。

現在は若手や新しいブランドが育たないのはこのような新しいビジネスモデルがないからです。
新しいブランドが成功するにはDCブランドのようなビジネスの革新が必要とされ
既存のブランドとの差別化が必要です。

私も今自分のブランドを立ち上げの準備に入っていますが
まずはインターネットの活用を考えています。SNSやユーチューブなどの動画や
グーグルのアドワーズなどの広告の活用も同様です。
またブロガーに商品の広告をしてもらい、販売額に応じた報酬広告も重要な営業方法になるだろう
と思います

これらを上げた理由として
インターネットの活用は大きな資本や人件費をおさえられます。

バッグレザーグッズ業界は店舗中心なので大きく遅れています。(バッグ専門店様で成功例は除く)
SPAアパレルは商品企画、生産は外部を使い、ブランドマネージメントと販売に力をいれて成功しました。
それで急成長したのでネット販売はこれからになっています。
なので他社との競合に負けないためにもネット販売を中心に掲げるべきだと思います。

リアル店舗をもたないのではなく、イベントやコミュニケーションズの場として
ギャラリー、カフェなどでPOP UP SHOPを空間演出含め提案し、
連動するやりかたもありかと思います。
ネット販売は直接消費者とやりとりできて小売店様との手数料は省けるので凝ったデザインにしても
価格は割安感もだせることもメリットです。
そうしたことにより大手との差別化をはかることが可能になります。
またイベントなどは相性の良いブランドさんと協業して合同で展示会のイベントを組むと
さらに効果があがります。

最近のバッグ、レザーグッズの傾向として
ネット販売で成功し始めた新興勢力のブランドが出始めてきました。≪土屋鞄様、ATAO様,ココマイスター様など>
他には商品の新しさからトフ&ロードストーンさんやポティオールさん、ハシバミさん,イザリシーさんなどが好調のようです。
特徴は百貨店様ではなく有力セレクトさんで火をつけて、雑誌と連動して成功していますね。
営業やプレスなどは外部の力を借り、優秀な営業や力のあるプレスでコストも抑えて成功しています。

これから起業する若手や中小企業は

プレスや営業 インターネット販売の力のある企業と手を組み自分の得意分野に集中し、
大手と差別化する為、今までのやり方とは違う商品、売り方、見せ方などビジネスの革新を何にするかがポイントです。

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宮城 基郎(ミヤギ モトオ)
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