イタリア 2016 秋冬 レザートレンド(パート1)

イタリア 2016年秋冬レザートレンド (PART1)

食肉事情の流れ
ここ数年皮革業界のテーマは何といっても価格です。
革の原材料の原皮で相場は動いていますがその相場が高騰していて
価格が上がり続けています。

では2016年秋冬に向けてはどうなるのか?
イタリアの革業界のレポートによると
どうやら原皮価格は数%の減少と報告されています。

具体的にはアメリカの原皮価格の推移はキロ当たり
2014年11月に293円まで上がり
2015年8月は193円まで値下がりしている状況です。

まだ予断は許せない状況ですが下落傾向のようです。

ただ他で引っかかっているのは(原皮が足りない)
ということです。

食肉マーケットのレポートによると
絶対菜食主義者の増加や健康志向により低カロリー志向の傾向が
あり、牛肉の消費は減少に転じ,代わりに鶏肉、豚肉の消費が伸びています。

革はあくまで副産物であり、食肉にする為につくられた不要物の
再利用の最古のリサイクル品です。

変わる生産地良質な原皮は?

今まで日本のタンナーさんの輸入先は
牛革がアメリカ、カーフなどがヨーロッパ、オーストラリア。
が中心でした。
しかしこれらの地域は横ばいで、伸ばしているのがインドです。

産地が変われば皮の質も変わり、良質の原皮が少なくなって
行く傾向がさらに進むと予想されます。

今後良質の靴、レザーグッズが作りにくくなることが予想されます。
その対策を今から思考していくべき時期にきています。

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宮城 基郎(ミヤギ モトオ)
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