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ファッション業界における大企業と中小企業のメリット・デメリット

今回は中小企業、大企業の違いです。

1 日本社会の常識

一般論として大企業は強い、中小企業は弱いから大企業に就職した方がいいよと言われていました。
でも本当にそうでしょうか?

 

バッグ業界でもここ最近比較的中小より大きい会社が倒産、廃業になるケースも増えています。

いわゆる大企業病という言葉がありますが、これは会社が大きくなり組織が大きくなると
組織を維持することにエネルギーが使われ、改革や新しいことに対して目が行かなくなる
責任を取りたくないため意志決定に時間がかかり、組織の秩序や守りの体制になっていきます。

それでも大企業は有利なのは大きい得意先の大きな仕事は大企業中心にまわってきて
中小にはまわってこないからだと考えられます。

ビジネスは原理原則だけで回ってなく、仕事の出す先は決まっていて関係性のある会社には有利で
それ以外の会社には取引するのは難しくなっています。

身内には優しいが下請けには厳しく値切る。
学校の教育も同じで成績が良くて遅刻もしない周囲とも仲良くやって和を乱さない
ことで認められてきました。

しかし実社会にでると他人にはない発想が求められ、時には他人から嫌われても
押し通すプロジェクトを担当することもあります。
上司に対してもイエスマンだけでもいけない場合もでてくる。
成績や売り上げの大小だけではその人が優秀かどうかはわからないですね。

 

2大企業の強みと弱み

第一は大企業の強みは資本力です。
バッグブランドを立ち上げるとなると人件費、通信費、資料費、ロゴマーク、コンセプトなどの費用
デザイン、パターン、サンプル代、素材代など多くの経費が必要になる。
売上を作る為、差別化する為には在庫が必要で商品仕入代や倉庫代など最低でもかかる費用が出てくる。

第二の強みは信用力です
大企業は社会的信用力があり、仕入先、縫製工場からも原材料を仕入れることができる。

ところが中小企業は(どんなにいい商品だったとしても)現金の取引だったり、
口座も開いてくれない場合もある。

第三の強みは情報力です
組織が大きく、取引先も多岐にわたっている。それだけ入ってくる情報も多く、社内にも教えてくれる人が
いたり、外部の商社、取引先様からも情報を入手できる。

資本、信用、情報があればビジネスを展開するのに有利である。

逆に大企業の弱みその①は組織力です
大きい組織ほど意見調整、決済に時間がかかる。
中小企業はトップダウンで早い。

大企業の弱みその②は改革の取り組みがしずらいというころです。

中小企業や個人が有利なのは経営者が自立しており正しい意思決定が
スピード対応できる。≪中小企業が自立している場合にかぎる>
中小企業こそ自立しなければならない。

例  OEM,中心のメーカー様もオリジナルブランドを立ち上げ自身で売っていく体制の会社もでてきました。

又今好調な会社はチーム制にして事業部の単位ですべての決済を任せ、売り上げが一定の数字を
クリアーしたら法人化する権限を与え成功している会社もあります。

これからの中小企業は、ならではの強みを生かそう
個人であったり、中小ならではの強みを発揮して大手がやらないことを行動しましょう。

例えば店頭でのイベント企画でデザイナー本人が販売したり、ワークショップや手書きのDMだったり
めんどくさくて経費がかかることをコツコツ積み上げてファンを増やしていきましょう。

宣伝広告費や販促費を沢山かけるより時間はかかりますが幹となって
後に繋がっていきます。

また他のブランドさんやデザイナーの方との協業もありだと思います。

アメリカのシリコンバレーでは千三つといわれていて1000回試して当たるのが3回あれば
充分といわれている時代です。いいと思ったら大企業より早くスタートして結果を出していきましょう。
WEBも大きな要素なのでこれだという人に頼みましょう!

因みに私はジャイアントキリングが大好きです。

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