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ブランドを立ち上げる前に考えること パート1

kuromu

ブランドを立ち上げ時期は気分が高揚して準備に時間をかけずに
スタートしがちで実は私も失敗して今期修正したひとりです(笑)

準備の段階でやるべき認識をお伝えしてお役にたてればと思います。
これは仕事だけでなくプライベートにもつながりますので
参考になればと思います。

目的と目標、幸せと満足

私も含めほとんどの人が目的と目標をごちゃ混ぜにつかっています。
同じような意味ならば言葉は二つもいりません。

幸せと満足も似たような意味ですが微妙に違います。
言葉の本来の意味を正確に認識して物事を考え、行動につなげていくことは
大切ですね。

ここでひとつ格言を紹介します。

「より高くと思った人だけが高い場所にたどりつける」
「夢しか実現しない」

そのとおりですよね。
では高いとはどういうことか?
夢はどういう夢か?
ここがすごく大事なところです。

多くの場合高いとか夢の先に考えているところは(目標と満足)です。
例えば、昔銀行からお金を借りることができずに苦労した経営者の方が
無借金経営の会社を作るぞと思い続けてとうとう無借金の会社を作りました。
でもこの話は目標レベルの話で目的ではありません。
何の為に無借金にするのでしょう?

何の為に上場するのでしょう?

何の為に業界ナンバーワンになるのですか?

何の為にその目標に向かってがんばるのですか?
その答えが目的になります。

松下幸之助さんが京都で講演をやった時のエピソードがあります。
講演が終わり、一人の参加者から
「私もあなたのような素晴らしい会社をつくりたいのですがどうしたらいいですか?」
という質問がありました。

松下さんは少し考えて
「そういう会社を作りたいと強く思い続けることですな」
と答えると会場からはこの答えに納得いかなかったのか失笑が漏れたそうです。

ところがその広い会場の中で
(ああそうか、それなら俺もできる)と思って実行した人がいました。
若き日の稲盛和夫さんです。

稲盛さんは
「強烈な願望を心に抱くことが物事を成就させる原動力になる。
とおっしゃっています」
私も同感です。

一番大切なことを一番大切にすること

皆さんにとって一番大切なことはなんでしょうか?
例えば健康とか家族と答えた方は、では健康や家族の為に何をしてますか?

昨日何をしましたか?
と聞くと中々答えがでませんよね(笑)
でも会社を良くするために、売上アップの為にというと幹部社員ならスラスラとでてきます。

売上、利益は目標であって目的ではないですよね。
ですから目標よりも目的、満足よりも幸せを大事にしましょうという話です。

何の為にブランドをたちあげるのか?
これが目的でブランドコンセプトやブランド理念ともいいますが
まずはしっかりここを構築して追求しつづけるものが目的で
達成するものは目標です。

目標は達成したり、しなかったりします
目的は追求しつづけるのでいつまでたっても終わりがありません。
進化しつづけて到達しません。

ともすると我々はこの質の目的をおろそかにして
量の目標ばかりを意識してしまいがちです。

会社の幹部でも目標ばかりに関心があり目的の話はしない人が
多いかもしれません。目標は数値化できるので共有しやすく
目的はみえにくくおざなりになってしまいます。

ただ本気でブランドとして成長するにはこの根っこの部分が大事で
ぶれないようにしなければなりませんね。

満足と幸せは分けて考えませんか?

幸せを意識すると満足が手に入りやすくなり、満足ばかり追い求めると
幸せが遠ざかり最後には満足もなくなってしまいます。

ファッション業界でもなんでもかんでも追い求めると結局最後には
何も残らないということがよくあります。

幸せも個々によって価値観はかわります。

これからブランドを立ち上げる方は始める前に
「目標よりも目的、満足よりも幸せを熟考して根っこの部分を固めてスタートした方がいい」
という提案でした。

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