GUからレザー業界を考える

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こんにちは
宮城です。
 
バッグ、レザー関係含めファッション業界が停滞しています。
大手問屋の倒産や店頭前年割れ、ブランドリストラなど暗いニュースが多いですね。
そんな中好調のGUについて調べてみました。
 
日経MJ10月3日の記事にもありますように
GUは今年で10年目を迎え1800億以上を売り上げ前年比も3割アップの伸び率で推移して好調を維持しています。
 
2010年~社長として引っ張てきた柚木社長のコメントでは
2008年はユニクロの7掛けの低価格でスタートしましたがユニクロも週末セールで同じ価格になり、
差別化ができず苦戦していたそうです。
 
そこで起死回生の990円ジーンズが登場し、売り上げができましたがその後ぱったりとまりました。
デフレ傾向、価格破壊といった時代にはあっていましたが
ユニクロの安い商品のイメージで誰も欲しいとは思わなかった時代でした。
 
そこで柚木社長は自分は服のプロではないので店のスタッフに話を聞いて回ったそうです。
スタッフの声はGUの商品は好きではないがほとんどでした。
欲しいモノはと聞くとファッションだという答えだったそうです。
 
それからファッションに軌道修正してユニクロと被らないニーズはあって
満たされていない隙間を埋めてきました。
 
「ファッションはマスにになるとオシャレではない。その常識を超えてあらゆる人が着ても
オシャレで豊かに感じる、究極に使い勝手のいいモノを目指いています」
を目標にしています。
 
「世界中の最新トレンドを集めてそれをジャパンDNAで調理してグローバルに価値のあるもの」
が目標です。
 
(課題はメンズとキッズ)
GUはレディースのイメージが強いので今後ユニクロとの差別化して
ポジションをどこで獲得するかがポイントです。
低価格は必須なので東南アジアで一貫生産を行いユニクロの下をくぐり
中国からの脱却を掲げています。
 
ユニクロ、GUを含むファーストリティリングは島精機の子会社に出資して
縫製不要の「ホールガーメント」の生産もスタートすることになり
益々質、価値の向上に勤めプライスはお手頃で一人勝ちに近い形になってきています。
 
いち消費者とすれば歓迎ですが元アパレルで仕事をしたものとしては複雑ですね。
レザー、バッグ業界も同様で時代の流れを気付いていない昔のままの体質のところが多く
問屋の体質、百貨店依存のところも多く見受けられます。
これから小売りも含め業界の再編も進むので厳しい時代とは言われてます。
ただ日本製だとかエシカルだけでは弱いのでさらに自分のブランドを深く掘り下げ、
価格も含めて再考する時代だと思います。
ピンチはチャンスですね!
 
 
 
 

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