ファッションの市場規模と価格のここ10年間の推移は?

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こんにちは
宮城です。

景気が悪い、ファッション関連にお金が回らないといわれてますが
ここ10年で日本の衣料消費市場の規模がどうなったか?
気になる記事が11月11日付けの繊研新聞にありましたので調べてみました。

市場規模と価格は?

売上金額  5年連続増
商品供給量 2年連続減
服の単価は 上昇傾向

売上金額    2015年が9兆6000億円で5年連続の増加
供給量     2015年が36憶7000万枚で2年連続の減少(ここ10年でもっとも低い)

売上金額の上昇の原因は服の値段が上がっていて平均単価は10年前に比べて8%上昇しています。
しかし家計の消費比率は増えていないのでファッションにかける
お金を節約して生活費に回しているようです。
ファッション業界は2013年まではこの状況に合わせて
服の価格を引き下げて需要を掘り起こしてきました。

ところがこの2年間、円安で価格を上げなければならない状況になり、価格に転嫁しなければならなくなりました。

最近のファッションの停滞は供給過剰と財布のひもが固いままなのに価格が対応できていないことも関係しています。

洋服を買う場所は?

専門店が主流
ネット購買も拡大
百貨店、量販店減少続く

消費者はどこで服を買う場所に選んでいるのでしょうか?
わかりやすく販路をわけました。

専門店  この10年でもっとも販路が伸びました。2006年43%のシェアが2015年54%に伸びました。
     理由はユニクロ。GUの国内からH&Mなどグローバル大手の成長が一因です。
     SCの開業,出店が続いたことも要因になります。
通販   7.1%から12.6%に伸ばしています。
     理由はZOZOタウン、アマゾン、楽天などファッションの特化したサイトや衣料品販売サイト
     が売る上げを伸ばしています。
百貨店  31%から21%へダウン。
     理由はセレクトショップや中価格帯の専門店が百貨店の売り上げを奪っている傾向が見られます。
量販店? 18.9%から12.4%へ。
     量販店では衣料品は購入しない消費者が増えています。

今後は大手SPA(ユニクロ,しまむら、GU、ザラ。H&M)のシェアが拡がり
服にお金をかけない消費者に「安くても価値のあるもの」を提供できる小売業が益々力をつけていく傾向です。

ファッションの価格と価値のバランスが益々問われる時代です。

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