「エシカルファッションは消費の起爆剤となるか?」

こんにちは。
宮城です。
 
合同展示会や業界誌などでも大きく取り上げられて
前から興味のあったエシカルファッションの勉強会に参加してきました。
 
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「エシカルファッションは消費の起爆剤となるか?」
 
ITCコンサルタントの庭野和子さんのお話を聞いてきました。
 
「庭野和子さんプロフィール」
 
エスティーローダーグループ。LVMHグループ、グッチグループなどの
外資系ブランドでマーケティング、広報を統括。
2013年3月よりITC(WHOと国連の合同機関)の日本におけるコンサルタント。
ITCのETHICAL FASHION INITIATIVEの日本におけるコンサルタント。
女性のエンパワーメント及び貧困撲滅を目的としたアフリカ、ハイチなどでのモノつくりを
国内ファッション業界に推進、主に日本のビジネスパートナーの開拓やサポートをしている。
2014年より国立大学、官公庁、自治体などで研修講師も務める。
 
最初にファッションジャーナリストの織田さんより今のファッション業界についてのエシカルの概略の話がありました。
 
2015年は117万トンのアパレルが生産され、17万トンのみが売れて90万トン廃棄処分になっているとのことです。
「要因として」
人口減少、ファッションに対する興味の減少、ファストファッションの台頭があげられます。
 
そんな中ITCの活動は世界の著名ブランドやデザイナーと協業して
環境問題、女性雇用創出、公平な労働賃金などの改善を目的としています。
 
今まではエシカルというと仕立てが悪く、オシャレではないモノが多く
チャリティーという意味合いが多かったですが。
 
最近はUA、伊勢丹、マルニ、ステラマッカトニー、ヴィヴィアン、チャンルーなど
大御所のブランド、デザイナー、セレクトショップ
等が協力しているので商品のクオリティーやおしゃれで可愛いモノが増えて
モノによっては即完売しているものがでてきました。
 
プライスもある程度維持して給料を現地価格より高くすることによって
 
技術の向上  
 
経済的自由
 
貯金ができた
 
子供の授業料が払えるようになった。
 
が持てるようになった。
 
など生産国の人々の暮らしに貢献しています。
 
今はハイチ、ケニアはじめアフリカの国を中心にしていますが今後カンボジアなど
アジアの国も予定しているそうです。
 
課題として
ファストファッションとは違い値段も安くないので
PRと売りきる力が必要です。
 
また消費者の意識もイギリスと日本では全く違うので売り上げもまだ目標には届いていないようです。
 
我々も今後人口が減る中、環境問題に直に向き合う時代になってきました。
 
ファストファッションブランドが洋服を回収して最貧国に送る事業も
実は送られた側はどうせまた送られるからすぐ捨ててしまい、
それが化学繊維だから土に還らず現地で大量の有害なごみになっているそうです。
 
こうなると本末転倒ですね。
 
革、バッグ業界もマザーハウス、エチオピアシープレザーなど好結果につながるブランドも出ています。
 
今後も生産する側、消費する側も本当の意味でのエシカルファッションを追求していく時代になっていくと思います。
 
 

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